2016年から実は自分の頭の中にある無形のモノを、ブログを通してアウトプットしている私。

 

削除や休止を繰り返していながらも、当時から読んでくれている方も少なからずいて、感謝してもしきれないくらいに嬉しい。

 

古い読者の方ならば、私が元ゲーム廃人であったというのは知っていることと思う。

 

今日はそんなことを絡めて読んでいただきましょう。

 

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果たしてそれは無駄なことだったのか?

20代半ばから30過ぎまで私は真正のゲーム廃人でした。

 

特にハマっていたのは、韓国産のオンラインゲーム【リネージュ】というもので、後にも先にもあれだけハマったネトゲは無い。

 

ネトゲ廃人だった人間がゲームを辞めると、決まって以下の様に考える傾向にある。

 

あの時間は無駄であった。

あの時間をもっと別のことに向けていれば・・・。』

 

なかには、あまり宛てにならないデータを持ち出して、ネトゲに費やしていた時間で『あの資格がとれてた!』『この資格もとれてた!』と、言う人間もいるくらい。

 

私の考えからすれば、そういう後ろ向きなことを考えている人間は、どんな状況であったとしても、うまくいかないと思っています。

 

むしろ、自分のやってきたことを認め、肯定し、未来に繋げる方が余程、健全で前向きである。

 

そもそも、それが楽しいから寝食を忘れて、他の娯楽や物事を最小限にしたり・・・或いは捨ててまで没頭できた。

 

で、なければ一つの物事に何百時間何千時間と突っ込むことなんか出来やしない。

 

資格やら何やら、果たしてそこまで集中出来ていたかどうかは微妙であると思います。

 

当然、私は元ネトゲ廃人であったことを後悔することも無い。

 

逆に役に立ったと思うこともあるんです。

 

要するに同じことである

ハッキリ言います。

 

自分と別の思考を持つ人間と同じ世界を共有し合っているのならば、本質は現実社会であろうが、ゲームの世界であろうが変わらない。

 

リスクとコストが違うだけです。

 

投じるあらゆる力(時間、気力、場合によってはお金)は、同じといっても過言ではないでしょう。

 

それがゲームだからとか、現実だからとかで区切って考えてしまうことは、あまり意味が無いと思っている。

 

結果までの道のりというのは、ゲームの方がイージーであることが多いのは否めませんけどね。

 

今はゲームといえばスマホの放置型RPGしかやっていない私。

 

ですが、ネトゲで学んだことが役に立っていることがあったりするんで、ちょっと紹介してみます。


あるプレイヤーの話

リネージュなどのRPGは、簡単にいって怪物を倒してお宝を手に入れたり、経験値を蓄積していくことで、レベルがあがる。
(リネージュではこれを狩りという)

 

レベルが上がれば、出来ることが増えていき、自由度が増すという具合。

 

ドラクエとかFFは最終ボスを倒すというのが目的になりますが、リネージュではクリアというものがないといってもいい。

 

だから、何を目指すのかは個々のプレイヤーのスタイルによって様々です。

 

私はウィザード(魔法使い)をゲームでは好んで選択していました。

 

当時、ククという同じクラン(リアルでいえば組合みたいなもの)のプレイヤーと仲良くなりました。

 

ククは日本にリネージュがサービスを開始した頃から、キャラを変えてずっと続けている古参プレイヤー。

 

私よりもゲームの造詣が深く、教えてもらうことが多かった。

 

しかしククは何年もやっている割には、数か月そこいらの私とメインキャラのレベルが同じくらい。

 

だけど、ククは強かった。

 

レベルが上のクラスのプレイヤーよりも、ククの方が強いと感じることが多かった。

 

ある時、ククに『何でそんなに強いの?』と聞いてみると、ククは言いました。

 

俺はSOMブルなんだよ。

 

ブルとはブルジョワ(金持ち)の略語。

 

SOMとはStaff Of Manaというアイテムの略語であり、当時のウィザードにとっては必須の武器。

 

昔のリネージュでは、このSOMという武器は誰でも簡単に手に入る代物だった。

 

新しくウィザードを作り、クラス固有のクエスト(試練みたいなもの)をこなすと入手できた。

 

しかし、私がリネージュを始めた頃には、SOMのクエストは無くなってしまっていた。

 

だからSOMは他のプレイヤーから買うということをしなければ、手に入らない代物になり、非常に高価なアイテムとして流通していたのです。

 

リネージュは元々は韓国産のゲームであり、韓国で実装された仕様が遅れて日本に入ってくるという傾向がありました。

 

ククは韓国のリネージュ情報を仕入れて、いずれはSOMのクエストが無くなるかも知れないと感じて、それまでのゲームプレイを放棄。

 

ひたすらSOMを集め続けるということをした。

 

ウィザードを作ってはSOMクエストを突破して、SOMを入手してから、育てたウィザードを削除。

またウィザードを作って、SOMクエストを突破して、SOMを・・・

ウィザードを作って、SOMクエスト・・・

 

延々とこれを繰り返してSOMを量産していったという。

 

もちろん、この方法はククだけが気づいたわけではない。

 

気づいたプレイヤーは、おそらく沢山いたであろう。

 

しかし、韓国で実装された仕様がそのまま日本に来る確証はなかったし、何にせよ恐ろしく単調でつまらないゲームになっていくのは明白。

 

ククはそれでも自分を信じて決断して、それに賭けたといっていい。

 

そんなことするよりもキャラのレベル上げた方が稼げる。

そんなことして楽しいの?

SOMクエスト無くならなかったら?

 

こういう風に言われたこともククはあったようだ。

 

それでもククは短期的な快楽よりも、長い目でみて自分が満足できる方法をとった。

 

おそらくは気の遠くなる作業をずっと延々と繰り返したのだろう。

 

目論見通り、SOMクエストは日本でも廃止になったが、ククは焦らずに貯め込んだSOMを売りには出さなかった。

 

そこから更に長い時間、SOMを握り続けた。

 

ウィザードに新魔法が実装されて、ウィザードをメインにするプレイヤーが増えたときには、狩り効率が格段に上がるSOMの需要が高まる。

 

それに加えてリネージュの仕様で武器は、それを強化することもできる。

 

限界以上の強化を試みると、それは消失して無くなるという仕様もあったからだ。

 

つまり性能の良い武器は、それだけ限界を超えた強化を試みる者もいるので、実は増えたら増えっぱなしということもないのだ。

 

SOMの相場が凄まじく高騰してからも、ククは焦らずに相場に影響がないように丁寧に一本づつ売っていったという。

 

もしもククが焦って短期間で売りに出せば、供給過多になりその後の相場に大きく影響が出てしまう。

 

出来るだけ一本一本高く売るに越したことはない。

 

ククの長期的な戦略と戦術はうまく行ったようだ。

 

売って儲けたゲーム内のお金で、強力な装備を揃えた。

 

結果的にククは同レベルの同じクラスという枠組みでは、おそらくは間違いなくトップクラスに強かったはずだ。

 

装備が強力になり、より効率の良い狩りが出来るようになったクク。

 

あっという間にレベル上げが辛い時期を乗り越えて、飽きるまでリネを楽しんで消え去った。

 

と、あくまでこれはゲームの話。

 

長期的な視点こそ未来を創れる

私はククの話はすごい役に立っていると感じる。

 

当然、それはゲーム上だけにおいてではない。

 

私は勝手にこの考え方を『SOM』と名付けて、心の中にしまいこんでいる。

 

特に投資活動や結果を出すという物事に、見事に当て嵌まっていると言える。

 

そもそも短期的なことで右往左往する人間が多い。

 

刺激を求めて短い時間で勝とうとする人間もまた多い。

 

表面だけ、枝葉だけ、上辺だけしか見ないで何もしないという人間も多い。

 

どちらにせよ大きなチャンスを、上のタイプの人間は逃していることが多い。

 

こういう人間は大多数。

 

その殆どは焼かれて死んでいくものだし、時間が経つと『あーあ・・・やっておけば・・・』と後悔する。

 

しかし、一見、退屈なことであって、刺激が薄い物事であったとしても、それが未来の自分に良いと強く感じたことならばやったほうがいい。

 

長期的展望で考えて、毎日、続けられることをやっていく。

 

投資でいうなれば、時を待つというのは何もしていないのではなく行動の一つである。

 

当然、未来のことは分からないから、読みが外れるかも知れない。

 

そうなれば自分のやってきたことが意味をなさないという悲劇になる可能性もなくはない。

 

それが『SOM』においてのリスクといえる。

 

しかし、自然の法則がここにある。

 

リスクとリターンは必ずつり合うということ。

 

ゲームのことを長く書いてしまいましたが、そこからでも充分、リアルで役に立つこともあるということ。

 

要するに解釈や応用するということで、何をやっても一見、無駄であるように思えても無駄なことはない。

 

自分の体験として学びになるってことが言いたかった。

 

長期的視野で物事を判断して行動をしていくというのは、間違いなく忍耐力が必須になってくる。

 

途中で挫折したりもあるだろうし、自分に負けることもあるだろう。

 

しかし、それをやりきった時は自分でも想像がつかない位の恩恵と達成感が降り注ぐことが多いはずです。

 


一見、関係のない物事であっても、自分が意識したのならば全てが繋がっているといっていい。 安易に区別して考えると、本当に体験は無駄になってしまう。

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございます。

 

感謝しております。

 

Everything is going well!!

 

全てはうまく行きます。

 

それでは、またね^^

 

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