ようやく4年前の自分が目覚めてきている『けーご』ですが、今宵も能書きを垂れてみようと思います。
今回は『天職』というキーワードをテーマに書いてみますが、前置きはかなり長くなることをご了承を。
天職とは何か?
世間一般的に言われているロジックでは、自分自身が他人にいかに反対されていたとしても、やりたい仕事や経済活動の種類を指すものだそうです。
確かに自分自身がどうしてもやりたいという仕事というのは、間違いなく自分に適性があると言えなくもない。
何故ならば、世界には30000種類もの職業があるとされているからです。
その中のたった一つがどうしてもやりたいと思うのであれば、30000の中の1を意識できているということで、適正があるといっても差し支えない。
しかし、それが本当に自分にとっての天職であるかどうか?というのは、ハッキリ言って経験してみないと分からないわけですよ。
好きも嫌いも変わることであるから
経験してからこそ分かることも世の中には数多い。
それの結果次第では、あれだけ好きだったことも辞めてしまったり、嫌いだったことだったのに続いているということが起きるわけです。
こんなのは特に珍しい話ではなく、むしろ世の中の多くの人間は好きで現在の仕事をしているという人は少ないんじゃないかな?
あくまで生活の為に・・・食べる為に・・・という人たちばかりに思えてならないわけです。
なので、自分自身が天職だと感じたことが、実際にやってみて『こんなはずじゃなかった』というケースなんかも珍しいことではない。
大事なのはもっと違う観点から、その仕事・・・職をみていくことなのではないかと私は思っています。
天職を見つける方法とは?
これは実際に興味あるものを手当たり次第にやってみるということがいいと思います。
まあ、若いうちがこうしたフットワークの軽いことは出来ないかも知れません。
これって恋愛とかでも言えることですが、とりあえず付き合ってみないと、相手の細かいところまでは分からないというのと似ている。
顔はカッコいいorカワイイんだけど、まったく生活習慣や価値観、趣味嗜好が合わないという場合は、確実に一生、一緒に居るなんて不可能だと思うし。
仕事なんかも似ていて、イメージが良い仕事(これは勝手に自分がそう思っているだけのことが多い)だと思っていたけど、やってみるとその裏側はひどい有様だったり、自分自身が受け入れ難い内容に満ちていたということなんかが多い。
警察官とかって割とこういうケースが多いらしい。
だから若い巡査とかは自殺してしまったりすることが、たまにあるのは、こうしたギャップから来るものも一因としてある。
なので、色々とやってみるのがいいと私は思っています。
私も10代、20代の頃は興味がわいたものは結構、手あたり次第やったなぁ・・・。
長く勤めていた組織に暇をもらって、短期とかに区切って、興味あることをやったりとか。
バンドマンになりたかった私であるけど、アルバイトとかも含めると十数種類やったことありますよ。
結局、バンドマンにならないで正解でしたけどね・・・後々、プロになった人とかの話を聞いたりすると特にね。
そして現在は20代の頃には経験していなかった職種で、毎日、充実した日々を送れているというわけです。
これは私自身の心も年齢を重ねるごとに変わっていった為でもあるのですが、会社勤めしている現在の仕事は非常に面白い。
天職かどうかは自分では判断できないんだけど、おそらくはそれにあたるのだと思う。
その理由は後述。
繰り返しになりますが、結局のところ様々なことにトライして、やってみて決めるということが望ましい。
そして、そうしないと決められないということもあったりする。
プロ野球選手やボクサーで世界的に大活躍をしている人というのは、現在は大抵、子供の頃からやっていたりする。
実際はこれは子供が能動的に自分で選んだのではなく、その子たちの親の夢だったりするんですよね。
その親の夢に子供が影響されて、いつしか自分の夢と職業になったというのが、正解であると思えます。
しかし、それだけではそれが『天職』であるかどうかは、まだ判断できないのです。
それを判断するには何を基準にして判断するのか?
その答えは・・・
天職を判断する方法
結論から言ってそれに従事していて『時間』の経過が短く感じるものが、天職としての大きな基準を満たしていることでしょう。
つまらない5分、苦痛を強いられる5分は異様に長く感じるという経験はないですか?
私にはあります。
しかし、例えば大好きな人と過ごす24時間なんかはあっという間に過ぎ去っていく様な気がしません?
私はそんな贅沢な時間はあっという間に過ぎていくと、いつも感じています。
仕事や経済活動もこういう観点からみると、それが『天職』であるかどうか判断しやすい。
それはイコール、その仕事が楽しいと感じるからであることでもある。
私は現在の仕事は決して昔から憧れていたわけでも無いし、むしろ全くノーマークな職業でした。
ですが、従事している時は異様に時間が経つのが早いんですよね。
楽しんでやっているということもありますが、それにしても本当に時間が経つのが早く感じるんですよ。
『天職』とは敢えて思わないようにしていますが、そういう仕事を与えてくれている会社と仕事には不満は米粒ほど感じないし、感謝しかしていない。
ただ、この仕事は6年前までは存在していることさえ知らなかったわけですよ。
実際は私はWebサイト構築なんかが一番、自分の天職なのかもしれないと改めて思っていますが、憧れている経済活動ではなかったりする。
それはもっと別のところにあるんですが、現在はそれを敢えてしないようにしている。
どちらも時間が経つのが異様に早く感じるわけです。
加えて楽しいと思うから、勉強も率先してするから、明らかに得意なことになってしまうわけです。
繰り返しになりますが、自分の天職を見つける方法は、興味着いたことを片っ端からやってみる。
その中で従事している時間が異様に短く感じられるもの。
それがおそらく天職であると言って差し支えないかと・・・。
最後に私は職業、仕事などに貴賤などはないと断固として言う人間です。
全ての仕事は価値があるからこそ存在して、そこに対価が発生しているわけですからね。
なので、『こんな仕事なんか・・・』と愚痴をこぼすような人間は、即アンポンタン扱いして、話もしたくない人間のタイプであると感じている私です。
最後は余談でしたが、仕事の種類ではなく、自分自身がやってみてどう感じたのか?
それに勝る判断基準はないと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
Everything is going well!! 全てはうまくいきます。
では、またのう(´Д°)ノシ