昔、映画で『ロシアハウス』という作品があったのを思い出した。
面白いのかつまらないのか分からない内容なのですが、それは何故かと言えば・・・
『最後までどうやっても視聴できない(@_@)』
からです。
要するに『ただ、ひたすら眠くなる・・・。』ので、寝てしまうから内容が面白いのか面白くないのか分からないわけです。
そんなことを思い出した理由を少々、書いてみます。
昔から所謂、『陰謀論』っぽいコンテンツは好き。
今のスタンスは要するに、それが真実だろうが嘘・偽りだろうがどうでもいい。
ただ、その内容が面白いか?面白くないのか?だけでいいということ。
要するに私の中ではエンタメの感覚で見ていたり、聴いていたりするということ。
中には本当に面白いと思うものもあるのですけど、非常に腹立たしいのもある。
面白いと思うものは、例えば
『これ、もし本当のことだったらドエライことになるね( ゚Д゚)』
と、良くも悪くも『心』に何らかしらの衝撃がくるもの。
腹立たしいのは
『あー、結局、おたくら煽って危機感を促して、テメェのトコの有料コンテンツを買わせたい・・・もしくは組織に加入させたいんだろ?(´Д°)凸。』
と、感じるものだ。
前者にしろ後者にしろ、それを作成したり、付随した運動をしている中心人物たちは、輝かしい経歴だったり由緒正しい血統があると自称していることが多い。
それはともかく、何にせよ面白ければいいのだ。
内容が重要であるので、それを作っている人間が誰であろうが知ったことではない。
しかし、腹が立つのは、言うなれば『世の中を良くしたい。』とか『新しい革命を!』とかさー。
・・・高尚な理念を掲げていても、結局のところは自分の組織を大きくしたい、利益を上げたいとすぐに見破れてしまうこところ。
あるインターネットテレビチャンネルの代表の講釈は特に酷かった。
要約するとね・・・
自分は元々、皇室関係者の血筋に生まれており、こんなことをしなくてもいい暮らしが出来る。
(皇室関係者ではなく、ある政党の創始者の親族)
でも、それを敢えて捨ててやっているのは、日本の未来を憂いているからだと・・・。
僕がここまでやって声を大にしているのに、皆、動かないなら、もう知りませんよ?
と、ドヤ顔で言っていたのをみて、憤る反面、大笑いしたもんだよ。
今から60年前にやはり日本の行く末を憂いた若者が政府要人を衆人環視の中、刺し殺した事件がある。
その人はその時に身を置いていた環境の影響もあったのだろうが、心底、思い詰めて行動に起こした。
それもこれも日本の未来を憂いたからだと思いたい。
(実際にそれを確かめる術などはない。人の伝聞などは100%宛になんかならないから)
その若者と同じ位の前のめりで危険なくらいでは無いと、通じるものがないのだよ。
そもそも、その代表者を支持している者の多くは、主婦層であるというのも何だかなー的な話だ。
主婦を馬鹿にしているわけではないが、まるで韓流スターに目を輝かせて信奉している女性達の姿が目に付く。
まあ、そのおかーさん達が代表の思想で少しでも救われたのならば、それはそれでいいのだが。
何にせよ私が思うに高尚な理念を言ったところで、やっていることは下世話なセミナービジネスや宗教活動と何ら変わりないと見えるのだ。
提供するモノが違うだけで、やり口は殆ど一緒ということだ。
まあ、それはともかく別の組織?団体?の話にする。
YouTubeでたまたま見つけたので、見てみる。
3時間以上の長い尺の動画だったのだが、要するにこの世はある特定の種族に操られているというもの。
そしてそれは所謂、『悪魔崇拝』の種族であり、私たちは知らず知らずにそれに洗脳されているということなのだ。
まあ、陰謀論にはよくありますね。
サタニズムとかそういった類の話であり、必ずユダヤ人がそこに出てくる。
(厳密にはユダヤ人ではないのだが)
で、何だかんだ言って特定の政治家を批判したり、著名な学者を否定して、自分たちの思想が正しいと主張しているだけのもの。
ただどういうわけか、憤るレベルにも及ばず、ただひたすら眠くなってくるそんな動画なんですよね。
つーか、そもそも動画で熱く語っているホストの詳細も分からないし、ただリンク先を辿っても組織名しか出てこない。
だが、そのホストはさも自分が凄い作家や研究者?カリスマであると言わんばかりの口調で、聞き手の男性に主張をまくしたてている。
聞き手の男性もイェスマンチックで、『ははぁ~ん、こうやって見ている人間に信じ込ませようとしているのか( ̄▽ ̄)』と、分かってしまう。
そしてやはり結局のところは、そのサイト上にある有料記事への誘導がなされているということだ。
まあ、この動画は前述したインターネットテレビの代表者のように憤ることはないので、これからも睡眠薬代わりに聴かせてもらうとするけど(ぶw
別にね、商売を否定しているわけではないのだが、結局のところ一方的な主張をしていて、見ている人間を圧迫して主張を飲ませようという手法そのものに首を傾げるばかり。
まあ、結局のところ、どんな方法を目の前に出されたにせよ、最終的には受け手側の自己責任になってしまう。
だが、相手も一応はプロでそれなりに無知な人間よりは人心掌握術を心得ている者達だ。
そういった人間たちの都合のいい養分にされないように、常に意識を高めておく必要があるということであろう。
基本的に私は逆に影響されるどころか、睡眠薬がわりにしているので、それはそれで私の為にはなっているのかも知れないが(;^ω^)