そいや秋は色々と過去のことを思い出すことが多い季節です。
2020年の秋に関しては、今から4年前のことを思い出すことが多いかな・・・んまあ、全部、それもトレンドアフィリエイト絡みのことなんですが(笑)
しかし、昨日、思い出したことがあったので、それを絡めた記事を書いてみます。
その情動を掻き立てる至高のBGM
小学生の頃は何はともあれ『ファミコン』だった私。
クソゲーも多かったわけですが、とにかくリリースされるものは、とりあえず売れたようなバブリィ~♪な時代でしたね。
沢山のゲームをプレイしたわけですが、その中でも少々、変わったものがある。
ビック東海(現・TOKAIコミュニケーションズ)から1987年7月30日にリリースされた『チェスターフィールド 暗黒神への挑戦』というゲーム。
横スクロールアクションゲームだったわけですが、ハッキリ言ってクリアしたことありません(呆)
そもそも、私はRPGとかADV、SLGが好きだった子供だったので、アクションゲームやシューティングゲームはからきしだったんですよ。
しかし、このチェスターフィールドは忘れたくても忘れられないゲームなんです。
このゲーム中に出てくるBGMがとんでもなく神曲なんですよね・・・。
当時、小学生だった私は世田谷区に住んでいました。
世田谷区のマンションの最上階に住んでいたんだけど、屋上からは素晴らしい景色が堪能できるんですよ。
(マンションの中は古くって、Gの棲家だったんだけどね・・・)
幼少の頃の良い思い出と言えば、こういうところに住んでいたということかな?
ちなみに高級住宅地の中にポツリとあるマンションだから、新宿方面には景色を邪魔する高い建物は当時、無かったんですよね。
それはおいておいて、ファミコンを遊べる環境にはいたけど、とにかく『早く大人になりたい!』って思っていたんですよ。
と、いうのも、この頃から自由になりたくて仕方が無かったというか・・・押さえつけられるのが嫌いだったというか・・・。
そんなことを思っていても、結局はメシを食べさせてもらえるわけだし、ゲーム出来るわけだし・・・。
加えて勉強が嫌いだった私はただ結局、誰かの庇護の元、抑えつけられながらもワガママに生きるという楽な選択肢を選んだわけです。
この曲を聴くと決まって小学生の頃を・・・
その後、プレイステーションが隆盛を極めている時期。
インターネットがまだ普及する前には、中古屋でファミコン本体とチェスターフィールドを買ってはプレイする私。
当然、クリアする気もなく、欲しかったのは城のテーマ。
色々と駆使して自分のMDに他の良いと思うゲームの曲を入れて、自作アルバムを作る私。
やはりチェスターフィールド城のテーマは、時代は変わって嗜好も変わった私であっても、良い曲であることには変わらなかった。
聴くと必ず思い出すのは、小学校のころの思い出。
何気ないことなんだけど、すごく懐かしい気分になってきてね。
涙が出そうになることもあれば、どんなに疲れていても頑張れる気がしてくることもあった。
どうやって、この気持ちを形容していいのかは分からないんだけど、強いて言えばね・・・。
『あの頃には絶対に戻れないから、今、一生懸命生きた方がいいんだよ?』
って感じなのかな?
その後、プレイステーションもMDもオワコンになり、インターネット時代に突入。
2008年、仕事から帰ってきて、深夜にほんの少しだけPCで気ままにネットサーフィンするのが、些細な娯楽になっていた私。
休みなんかなくって、常にお客さんや売り上げのことを考えていた。
やり甲斐のある仕事だったから、そんなハードな生活であっても辞めたいとは思っていなかったけど、やはり疲れたなぁ・・・って思うことはあった。
ふと、何かを思い出したかのように検索をかけてみる。
すると、YouTubeやニコニコ動画にチェスターフィールド城のテーマがアップロードされている。
何年ぶりかに聴いてみると、メッチャ、気分が良くなった・・・と、いうか凄く懐かしい気分になった。
『あぁ・・・あの頃、良かったなぁ・・・。』
子供の頃が凄くイイって思ったわけですよ。
で、当時、私は思ったことが、
『成功して、東京にまた住みたいなぁ・・・』
ってね。
今となっては幻・・・
2015年過ぎてからは、極端に考え方もドライになったのもあるのかな?
全く東京に住みたいとは思わなくなったし、大人になってから何度か暇つぶしに小学生の頃、住んでいた例のGの巣窟であるマンションを見に行ったこともある。
ハッキリ言って、住みたいとは微塵も思わなくなっていたかな?
東京は遊びに行くところで逢って、住むところではない。
私は実業家や芸能人ではないので、東京に住むメリットはほぼ無いし、まだ自然が残っていて住みやすい今の土地の方が肌に合うと思っているし。
でも、昔の記憶は忘れたくても忘れられない。
それはトラウマの様なものではなくて、心地よいノスタルジックな気分にさせてくれる思い出。
何故だか知らないけど、何があっても頑張れる気がするんだよね。
もしかしたら記憶補正ってヤツがかかっているかも知れないからさ。
昔、良い思い出だったなぁ・・・って認識している記憶は、全然、当時の私からすれば良いことでも何でもないかも知れない。
でも、そんな懐かしさをこんなオヤジになってからも思い出させてくれる情動を持っているって、幸せを感じれるんだよ。
そして現在・・・
2020年11月下旬。
もう秋の終わりといってもいいよね。
やはり思い出してしまったチェスターフィールド城のテーマのこと。
これまで振り返った記憶に共通していることがある。
この曲を無意識的に聴きたくなるのは、ほぼ全て秋なんですよ。
不思議と春とか夏、冬は出てくることが極端に少ない神曲と思い出の数々。
何なんだろうね・・・これって。
色んなことを自分なりにではあるけど解釈して、納得出来る知恵はつけていて進化中の私だけどね・・・。
この懐かしさをこみ上げさせる情動のメカニズムは全く分からない。
もしも、分かったら意図的に情動を作り出せることが出来るかも知れない。
まあ、そうなったらもう感動なども無くなってしまうのならば、無理に解明する必要は無いよね。
今日はいつにも増して私にしか分からない感覚のお話でした。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
Everything is going well!! 全てはうまくいきます。
では、またのう(´Д°)ノシ