秋もそろそろ終わりに差し掛かってきてて、最近はやたらと暖房をつけることが多くなってきた『けーご』ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
冬になると思い出す思い出話を少々、書きつづろうと思います。
読み終わった後は、『そんなもんだよね・・・^^;』って感じになるのは間違いないオチが待っていたりしますが・・・。
それは今から8年前の話
2012年というのは、給料が安い仕事に就いていましたが、職場の人間関係も良好。
労働時間も定時にきっちりと終わるということで、プライベートの時間も充分、とれていました。
夏が過ぎて、秋になりプライベートはリネージュというゲーム三昧であったけど、すごく楽しかった。
仕事先に行けば、笑いながら単調な仕事をこなして、たまに同僚たちとラーメンを食べに行ったりして良い人間関係を築けている。
給料安いけど、皆が皆、納得して働いていたんですよね。
充実した毎日だったけど、あることが起きました。
何が起きたのかと言えば、私、治らない風邪をひいたんですよね。
普段、私は風邪なんかは病気とは思っていないわけであり、大体は栄養剤とパブロンを飲んで、長時間寝る!って感じで全快している男でした。
この時もそうであろうと思ったんですが、一向に治らない。
特に咳が酷くってね・・・かといって、基本的に人数は固定された状態でやっていたので、休むには心もとない。
『けーご、無理しないで休んだら?』
『ホリちゃん(当時、そう呼ばれていたこともあり)、とにかく病院いけ。』
こうやって声掛けしてくれる仲間ばかり。
風邪引いた私は皆に気を使って、なるべく近くにいないようにしていたし、昼飯のときも食堂の端でポツンと一人でいることにしていた。
皆が私の性格などを知っていたので、気にかけてはくれてたけど、そんな私の態度を受け入れてくれていた。
給料安いし、当時は借金の支払いなどもあったので、病院のおカネも結構、財布には厳しい。
色々と考えて、除湿器なんかも買ったり、ホットカーペットなども買ったりして、身体を気遣ったけど、一向に治る兆しが無い。
咳ごむ頻度も多くなり、ついにはアバラ骨が痛くなりだした。
『やべええ・・・なんかまさかこれ、未知の病気にかかってるんじゃねえの?』
と、ビビりモードに入りかけていた私。
そんな状態が一週間くらい続いたとき、仕事中にあることが起きた。
身体を使う作業だったんだけど、荷物の入った鉄のカゴ車を引っ張った時に、左のアバラに激痛が走った。
『ぐあ!!』
思わず声が出てしまった私・・・。
さすがに周りにいた同僚がそれに気づいて、駆け寄ってくる。
私たちを当時、仕切っていた深沢さんという人がいた。
巨漢で強面だけど、この人、すごく私のことを気にいってくれててね。
『ホリちゃん! 俺の知っているヤツで、咳でアバラ折ったヤツいるんだからな? これ以上、無理することは許さん!』
と、叱られた私。
要するにこの日はドクターストップになり、早退して、次の日も休みを無理矢理いれさせられた。
病院いっても治らない・・・
休みの日に病院にいって、検査をすると、インフルエンザではないが菌?が1~2個、喉から出てきたと言われた(謎)
アバラは折れてはいなかったけど、周囲の筋肉に少々、炎症が起きだしていたようだった。
とりあえず抗生物質やうがい薬、湿布などをもらって、指示通りにそれを服用したり、使ったり。
しかし、全く良くならない・・・・(oh my god!!)
大体、病院の抗生物質を飲むと、決まって速攻、回復する私の身体。
以前には扁桃腺炎になっても、抗生物質で12時間で治った経験もあるから、かなり頼りにしていたのに、全く治らない。
でも、仕事をあまり休むとお金が入らないから、咳もあまりしないようにして、身体は治りつつあると深沢さんや同僚たちにいって、仕事に出ることに・・・。
常に37℃以上ある状態だったんだけどね・・・眩暈なんかもあったんだけど、気力で何とかしていた。
とにかく皆にうつることを心配したから、やはり距離を保つことにしていたんだけどね。
『うつるかもしれないから、近寄るな!』
私がそういうと、同僚たちは
『構わんよ、俺も休めるし(笑)』
『いやあ、やっぱ気になりますし・・・。』
『うむ、密閉されている空間じゃないから、大丈夫っしょ?』
そんなやり取りは本当に心が温まるけど、甘えてもいられない。
私は皆に心配をかけているので、何とかしないと・・・と焦ってもいたんだけどね。
12月に入っていて、私はバイク通勤していたんだけど、さすがに寒くってね。
防寒具を来て、除湿器とかホットカーペットを買った時に何となく一緒に買ったネックウォーマーをいよいよ装備することに。
ネックウォーマーを着けてたった一週間で・・・
身体を使う仕事だったので、物量によっては冬でも汗だくになることもある。
防寒具を着ながら、ネックウォーマーもそのままに単調だけど、常に身体を動かしての作業。
熱っぽいし、咳は一回出ると止まらなくなるけど、なんか次第に辛くなくなってきた。
二日経って、四日経って、休み明けて、出勤して・・・
ネックウォーマーを常時、装備しだしてから、一週間後・・・
『あれれ?? 咳しなくなってきたぞ??』
そうなると心理的に治ったと思うので、どんどん身体も良くなってくる。
病院で診察してもらった日、除湿器やらホットカーペットやら買って、たった一日で一万円以上使った私。
それらは自分が思った以上の効果はなかったんだけど、ついでにかった700円くらいのネックウォーマーが実は私の治らない変な風邪を治したことに変な気分になった。
もう大丈夫・・・と思った時に、以前の様に皆と食事を摂り、喫煙所でも隣り合って座って談笑できるようになった私。
その仕事先では深沢さんがトップで、リーダーとして私が『アニィ』と呼んでいた年上の人がいる。 私は当時、その現場ではサブリーダーという役割だったんだけどね。
私が変な風邪をひいて治ったことに、安堵してくれた深沢さんの横でアニィが笑いながらいった。
『たかだか、ネックウォーマー一枚で治ったんだなぁ・・・(-。-)y-゜゜゜』
『全くだよ・・・病院行ったり除湿器買ったのが、何だったんだろうなぁ・・・(*_*;』
と、苦笑いを浮かべるしかない私・・・。
しかし、良い経験になったと私は思ったし、それまでの生活習慣がいかにズボラだったのかを痛感した私。
この経験から、私はどんな時期でも必ず『うがい』をするようになったし、絶対に身体を冷やさないということをモットーに行動するようになった。
特に首は絶対に冷やさないということを強く心掛けている。
と、まあ、何となく冬が近づいて思い出したんで、記憶を辿って書いてみました。
現在はコロナが相変わらず猛威を振るっているんだけど、実際にあまり恐れていなかったのは、こういった経験があったから。
要するに常に些細な体調管理だったり、習慣ってのが大切だったりする。
身体を冷やさないことを絶対に忘れずに、身体を適度に動かして、清潔に保って眠ってしまえば、大抵、病気になんかかかることない。
なので、これからは自己意識をもって、首元を冷やさない様にしないとなー・・・と考えて、行動に移そうとしています。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
Everything is going well!! 全てはうまくいきます。
では、またのう(´Д°)ノシ