イメージトリップという言葉があります。
これは強い空想を働かせることにより、自分自身の現実に臨場感(実際その場に身を置いているかのような感じ)を持たせる行為です。
この言葉自体は小学校6年生の頃に、既に知っていましたが、知っているだけでやっていないという具合でして(笑)
月日は経ち私もそこそこの年齢に差し掛かり、イメージトリップの重要性が痛いほど、よく分かってきています。
今日はそんなお話。
イメージトリップとは?
空想は所詮は現実ではないので、そこに臨場感を持つことは極めて難しいと言えます。
なので、人によっては音声を活用したり、それに近い映像コンテンツなどを見て、さも空想が現実に起きている様な状態を意図的に作り出す。
臨場感を持つとどうなるかといえば、それが自分にとって楽しいことならば、ワクワクドキドキしてきて、鼓動が早くなったりします。
楽しくなり空想の中の自分がやっていることと近いことを、今出来る範囲でやろうとしたりします。
これは即ち活力を生み出す一つの方法であったりします。
イメージトリップは誰にでも出来る
こんな体験はありませんか?
映画やテレビ、小説や人の話を聞いて、楽しくなってきたり、泣いてしまったりすること。
または腹が立ったり、笑ったりなど。
それは、その時の自分に起きていない自分の外で起きているにも関わらずに、情動が引き起こされてしまったからです。
しかしこれは一時的なもので、すぐに忘れてしまうもの。
これを自分だけで意図的にやってしまうというのが、イメージトリップです。
簡単な方法としては『こうなったらいいな。』、『こんな場所にいきたいな。』と思うことから始まり、その場にありそうな情報をとることです。
情報とは映像、絵、音声、文章などによる活字など。
こんなことを一日、数秒、数分でも繰り返していくと、あることが起きてきます。
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何にイメージトリップするか?
自分がイメージトリップする行為を繰り返したことによって、自分の中ではそれが既に手に入っているという満足感が生まれます。
そして、それがあるのが当たり前という状態に心は認識していますが、現実にはそれが無い。
その時にある種の、居心地の悪さの様な気持ちが同時に芽生えてきます。
イメージトリップが臨場感を帯びてくると、現実の自分の状況をイメージトリップの空想に合わせようと動き出します。
動かざる得なくなるわけですね。
分かりやすい例を挙げてみます。
フェラーリに乗っている自分をイメージトリップします。
展示されている実物を見に行き、その排気音なども聞けるならば聞いて、イメージをどんどん強化していきます。
それを繰り返すことにより、気分良くなり、それで多少の満足感は得られる。
ところが現実的には、フェラーリを買うだけのお金は無い。
しかしフェラーリに乗っている臨場感が、自分には既にある為に現状に不足感を感じてしまう自分が生まれてきます。
そうなると、どうやってフェラーリに乗れるようになるかを考えるようになります。
考えつくことを出来る範囲でやろうとする行動力が出てくるということです。
これはあくまで一例です。
実際に娯楽物といっていいフェラーリを買えるくらいまでになっていれば、それなりに裕福になれていることでしょうね。
イメージトリップにはこんな有効性があったりするのです。
イメージトリップに必要なものはない
イメージトリップをすること自体に、お金はかからないし、いつでもどこでもやれる行為。
電車の中、寝ている時、空をぼーっと見ている時、スキマ時間など、どんな時にでも出来る。
別にイメージ通りにならなかったとしても、全然、構わない。
何故ならば、そこには失っているものなんか、少しの時間以外は何もないわけですから。
当然、自分にとって悪いことなどに向けて、イメージトリップをすると危ないことになります(笑)
なので、出来るだけ自分が楽しいことなどのポジティブなことを空想する方がいいと思います。
臨場感が出せる位の空想が出来るようになったら、それが実は未来への地図になるということでもあります。
実は誰にでも出来るそんな方法に、様々な魔力があったりするのですが、それはまた気が向いた時にでも(笑)
今、自分の目の前にある空間は、ほぼ例外なく自分の過去のイメージ通りの状況が広がっていると言っていい。
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
感謝しております。
Everything is going well!!
全てはうまく行きます。
それでは、またね^^